ふと思ってみたり



自由


人は自由を求める
自由　自由　自由
自由なんて本当にあるのだろうか
本当に必要なのだろうか

真の自由・・・
まわりに何も無く　自分だけ
これは自由ではなく　無だ

線を一本引く　人はそこに降り立つ
そこで一つ地面という束縛が出来る
２つの方向にしかいけない　つまらない

そこで奥行きが出来る　３次元目ができる
歩く　歩く　歩く
いつまで経っても何も無い

人と人がその３次元で出会う
初めて自分だけの世界ではなくなる
空間を共有しなければならない
ルールという新しい束縛が生まれる

別の者と出会う　新しいルールが出来る
空間がまた小さくなる
２人の間の決め事が　３人の間で習慣となり
５人の中で文化となる　暗黙のルールになる

最初の１人は束縛されるのが嫌い
また何も無い世界へ戻る

空間が出来　地面が生まれ
人と出会い　同じ事を繰り返す
自由を求め束縛から逃れ続ける

結局　まわりに何も無ければ
自由　不自由などという言葉は生まれず
まわりに何かがあれば
自由を叫びつづける