Last Update:  October 18, 2004
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日々想った事徒然なるままに。想った事絵にしてみたり。Local Info





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12.16.04

■ 先月の話になってしまいますが、今年のサンクスギビングは会社が木曜〜日曜まで休みだったので、キャンプに行ってきました。LAから北に3時間ほどの、さほど遠い場所ではないんですけど、びっくりするぐらいの山岳地帯でまわりは山だらけでした。あ、山岳地帯ってそういう場所の事言うんですよね…。同僚のPeter, Maeve, Roxannaと4人で行ってきました。ここには50年代後半に作られたダムがあるんですけど、なんでも今年は水位が異様に低くて、沈んだ町が見れるという話で、それを見に行こうとPeterが言い始めたのが今回のキャンプ計画の始まりでした。Peterは色んなところにキャンプをしていて、テント一式をもっていたので、Costcoで大量に食料を買い、現地でキャンプファイヤーをしてBBQを食べて楽しもう、って感じです。

■ 高速を抜けて、小さな町を通り過ぎるといきなりこんな山道に突入しました。道もかなりせまくなり、がけっぷちになります。途中で間違えて落っこちてしまうんではないかと思うくらい狭いところもあり、なかなかスリル満点のドライブでした。
■ いきなり飛びますが、現地到着です。4時くらいにつきました。木が斜め向いてるのでわかるかもしれませんが、風はかなり強かったです。寒い!で、本来ならキャンプ場なので人でごったがしてるはずなんですが、さすがにサンクスギビングはみんな家に帰ってるみたいで、だだっ広い湖のほとりにうちらだけ!かなり気持ちいいです。
■ テントを張り始めたころにはもう日が暮れていました。真っ暗になる前に張り終えてよかったです。今回のキャンプ隊隊長のPeter、手際がかなりいいです。俺もちゃんと手伝いしましたよ。
■ 焚き火しました。いい感じにメラメラ燃えてます。本当、焚き火さまさまでした。これなかったら外でゆっくりなんてしてられません。BBQしまくりました。食べまくりました。やっぱ本物のBBQはいいですね。すげー美味しかったです。
■ 次の朝。さわやかです。あんなちっちゃいテントに4人寝てました。中は毛布やら寝袋やらが10枚くらいあるので、ビックリするほどあったかかったです。ってか、熱かったです。夜中はホントビックリするくらい物凄い勢いの風が吹きつけ、テントが吹っ飛ぶかと思いましたが、Peterと俺でめちゃめちゃしっかり固定してたので大丈夫でした。風も全く中に入ってこず、快適。
■ この日は標高5000フィートのところまで車でえっちらおっちら上ってきれいな景色を見ました。ちょっと写真が小さくてわかりにくいかもしれませんが、木々の間からきれいな木漏れ陽があったので、逆光のところを敢えて写真を撮ったら神々しい光が撮れちゃいました。
■ これもまた写真がいまいちなんですが、白っぽく見える部分は物凄くきれいな雲のじゅうたんなんです。ホントジャンプしたらそのままふわふわ浮かべちゃうんではないかと思うくらいすごかったです。仙人になった気分。
■ 同じ日の夕方、テントに戻ってくる途中です。夕日がきれいでした。
■ いきなり飛ばしちゃいますけど、三日目の朝、テントの出口から取りました。空気がすごく澄んでてきれーな景色でした。
■ この日はSequoiaを見に行こうと思ってたんですが、上までの道のりが残念ながら雪・氷で通行止めになってました。んが、強行突破しちゃいました。この木でっかくないですか?こんな木がごろごろしてるんです。実はこのエリアは調整中で木が落ちてくる可能性があるため厳重に立ち入り禁止だったんですが、えと、入っちゃいました。ふふふ…。見つからなくてよかった…。
■ 滝、川のエリア。注目:

STAY ALIVE
STAY BEHIND THE RAILING
EXTREMELY DANGEROUS AREA

って書いてありますよね。間違いなくそう書いてありますよね。

■ なのにこんな感じで。こいつら一体…。ってまぁ俺もそこにいたわけですが。
■ 危険なんてどこ?って感じですよね。
■ 見えますか、見えますか?虹です。これは小さめだったんですが、もうひとつもっとどでかい虹を間近で見ました。しかも、虹の発信源を通過しました。めちゃくちゃきれいでした。
■ あ、ところでなんですが、雪の山から下りている途中(2日目)にPeterの車のファンベルト(エンジンに使われているベルトの一種で、エンジンの冷却用のファンを回転させるためにクランクシャフトの回転力を伝えるベルト。これが無いとパワステもブレーキも効かなくなる。)がはずれてしまい、立ち往生しそうになりました。そんなとき、親切な町の人が直してくれたんです。めちゃ嬉しい出来事でした。んで、それはよかったんですが、今度はLAに帰ってる途中に高速の上で、なんと今度はそのベルトがいきなりブチっと切れてしまいました。しかもたまたまものすごい砂嵐の真っ只中でです(写真)。今度は一応周りは田舎ですが町だったので、AAAを呼んで近くのKragenまで運んでいってもらい、ベルトを購入し、Peterが気合で直しました。お疲れ!

■ そんなこんなで、災難にも見舞われながらもたくさんの思い出ができたいいキャンプになりました。周りに全く雑音がなく、静かに焚き火が体を暖めてくれてる中、地面に寝転んで幾千もある星と明るい月を眺めた夜が最高でした。たまには街から離れてこうやって自然の中に入り込むのもいいものです。いいサンクスギビングになりました。

あ、そうそう、沈んだ町を見に行くって話でしたね。えと、それはたいしたことなかったです(オチ)。



10.18.04

またまたてきとー更新の日想となってしまいました。みなさんお元気してますでしょうか。

■ 前回誕生日のことでかなりいじけていましたが、とても嬉しいことがありました。今月頭の金曜日だったのですが、OGGY君にたまにはクラブじゃなくて普通にご飯でも食べにいこうと誘われたので、OGGY君、Emilyちゃん、Tom君、Asuka嬢、Taka君の6人でシーフードでも食べに行こうということになりました。残念ながらレストランがことごとくしまっていたので結局風来坊で軽く飲みながら食べることになったんですが、途中でみんなから誕生日プレゼントをいただいたんです。友達からプレゼントをもらうなんて久々だったので涙出そうになりました。

■ しかも風来坊についたらOGGY君やらTom君やらがやたらお酒を勧めてくるので、なんでだろうなんでだろうと不思議に思っていました。OGGY君いわく、「いや、今日は[はっさく]さんの誕生日のお祝いですから。」と、どうやら決定されていたようです。いきなり食事会があってプレゼントを貰っときながらそれまで気づかなかった俺もかなり鈍いですが、ちょいとビックリしました。誕生日から3週間経ってましたから、まさか来るまい、と油断してパンツのヒモも緩みまくってましたから(パンツのヒモ?)。いい感じに飲んで食って楽しかったです。Taka君が一番酔っ払ってました。みなさん本当にありがとうございました。

■ 次の夜はRedondoにあるLatitudeというバーで毎週OGGY君が回してるChillersというイベントに行ったのですが、そこでもお祝いしてもらっちゃいました。この夜はOGGY君とTom君と男3人でキャッキャできて最高に楽しかったです。いい誕生日を送らせていただきました。

■ さてさて話題はかわりますが、2004年も気づけばもう後半です。10月半ばです。今年をレビューするにはちょっと早いですが、まだ今年が終わる前だからこそ、これからしたいことを考えるためにちょっとだけ振り返ってみました。基本的な生活の流れとしては毎日月から金曜まで朝から夜まで仕事して、家に帰ってきて飯食ってちょっとネットとかしたりチャットとかしたり画像いじくったりして寝て、週末金、土はクラブいったり飲みにいったりして遊び、日曜はまたもうひとつの仕事で一日仕事。それを延々繰り返してきました。まぁ普通といえば普通で当たり前なのですが。2月の終わりに前のアパートを出て、その後一ヶ月少々人の家に居候させてもらい、4月の終わりにようやく今のアパートに越してきました。前のところも広々としていて心地よかったのですが、今のところもきれいで広さ的にはちょうどよく、フリーウェイへの便がいい地域で大変快適です。ルームメートは料理が得意な香港人の女の子なのでほぼ毎晩お世話になってました。俺が会社から帰ってくる時間を見計らって2、3品の料理を用意してくれてるんです。しかも毎回ほぼはずすことなく美味しいんです。嬉しいことじゃないですか。いいじゃないですか。パクパク毎回美味しくいただきました。で、えーと、

ブヨブヨに肥えちゃいました(泣)。

■ 顔も今まで以上にパッツンパッツンになってしまい、これではいかんと思い、7月の後半から筋トレを始めました。ベンチとダンベルを購入し、ほぼ毎日準備運動として3マイルくらい走り、ウンショウンショとダンベルを上げました。おかげで8月中盤から効果が表れ、ちょっとは締まったと思われます。体重は一向に減ってませんが、どうやら脂肪が筋肉になってきたようです。で、どうせならもっとがんばってみちゃおうかと、もうちょっと大きめのベンチを最近購入しちゃいました。もう20代も後半になってしまったので、30になる前に自分の限界まで挑戦してみようかなと思ってます。背が低いので筋肉でガチガチになっちゃったらちょっとカッコ悪くなってしまうとは思いますが、出来るときにできるだけやっといてどこまでいけるのか知っておきたいと思ってます。どっちにしろ体にはいいことですし。どっかの本でみましたけど、やっぱり若いころに運動をして鍛えておいたほうが、老化の度合いが緩くなるそうです。当然といえば当然ですが。一応7月からいまのところ続行できているので、三日坊主にはならないようなのでがんばってみます。

■ ってか、今年のレビューでしたね。会社では一応昇給がありました。上司とのパフォーマンスレビューの時にはなかなかいいコメントを貰い、「チームをまとめる役目をしてくれ」、と頼まれました。俺が所属している部門には僕と上司と海外オフィスの数人を含めて11人います。上司も気さくな人で同僚もいいやつばかりでまとめるのは大変ではないのですが、2名ほど最低限しか仕事をしたくない、という態度の者がいるのでその2人のモチベーションを上げるかが結構大変です。終わらせなきゃいけない仕事があるのに残業絶対したがらないですし。うちの会社は雇用の回転がとても速いです。仕事の能率が悪かったりダラダラしていると警告がきて、それでも能率がかわらないようでしたら首になっちゃいます。当たり前ですけど。でも、やっぱり同じ部門からそういう人を出したくないのでみんなに頑張ってもらいたいものです。もちろん俺もダラダラしちゃうとき結構ありますけど(笑)。仕事は何がなんでも絶対に終わらせますが。

■ で、月曜から金曜まで会社行ってるわけですが、それもどうだろう、って感じです。社会人なら当たり前の話なんですが、なんで一週間に7日しかないのに5日も仕事をせにゃならんのだ、という疑問に駆られるときが時々あります。そう思いませんか?週末を楽しむために、生活を安定するために、食卓に食べ物を運ぶために、欲しいものを買うために、一週間168時間ある中で、一日8時間寝たとして56時間はベッドの上で過ごし、8時間働いたとして40時間仕事をします。それだけでもう96時間です。出勤に40,50分、往復で80分から100分として、まぁ大きく四捨五入して一日2時間とすると10時間を車の中で過ごします。ここでもう約106時間。俺の場合は日曜も仕事してますからプラス8時間と出勤時間を含めて約114時間を仕事と睡眠と車の中での時間を過ごすことになります。すると残るのは約54時間、一日平均約7時間の自由時間があります。ですが、食事を取る時間もあるので、夕食に約1時間かけるとしたら一日平均6時間の自由時間があればいい方です。一日に6時間の自由時間といえば結構な時間に思えますが、一年で8,760時間ある中で2,190の自由時間、総合時間の約4分の1です。時間的に考えたら一年の75%はやりたくないことに時間を費やしているんです。これってどうだろうって思いませんか?

■ もちろん自分のやっている仕事が大好きなら仕事に費やす時間もある意味自由時間になるかもしれません。実際俺もグラフィックの仕事をしているときは仕事として捉えるよりもむしろ自分の時間として楽しんでいます。しかしそれはフルタイムの仕事ではないので時間的には微々たるものです。オフィスでの仕事は生活を支えるためのもので、好きとはとてもいえません。約30日ある一月の生活を支えるために24日働いているんです。社会で生きてる小市民である限りこれは普通なんでしょうけど、本当に社会ってこうあるべきなんでしょうか?ビジネスやらで成功している人はもっと働いています。懸かっているのは自分の生活だけではないわけで、社員の生活も懸かっていますし、ちょっとでも気を抜くとライバル社に追い抜かれますし。並みの人以上に働いてることでしょう。社長が一番働いていないという会社は先が短いですから。社員という家族の大黒柱なわけです。

■ 仕事がしたくないというわけではありません。生活にメリハリをつけるためには仕事で頑張った上で楽しい時間を過ごすのはいいことだと思います。が、どうせなら仕事も楽しみたいものです。組織に入らずに趣味を仕事にできるのは最高なわけですが、それで生きていくには相当の努力を要します。自分の腕一本で生活を支えるわけですから。しかも自分の腕を信じて、仕事を愛していなければ長続きもしないでしょう。それ以前に生活を支えられるくらいのレベルまで常に自分を高めなければいけません。さらにその前に、「好きこそものの上手なれ」では生活をしていけるハズもなく、好きであり、さらに社会に通用する実力を持っていなければなりません。この両方を兼ね備えてこそ初めて自分の好きなモノと仕事を兼ねて生活できると思います。

■ えーと、話はちょっと長くなってしまったんですが、今の状況を抜け出すには2つの方法が僕にはあります。ひとつはグラフィックスをさらに勉強して独立できるようにすること。これは昔から考えていたんですが、思うに俺はこれには向いてないような気がします。好きなことは趣味としてできてるから好きなのではないかと。今のところはよっぽどの機会がないとこの方向には進もうという勇気がありません。で、もうひとつは会社での仕事をもっと面白くすること。今の会社での仕事の内容は基本的に翻訳、グラフィックをいじる、そしてちょっとだけマーケティングの手伝いをしています。マーケティングのプロジェクトの手伝いをちょこちょこしたのですが、これが一番面白いと感じています。大学ではビジネススクールで勉強して国際マーケティングの学士もせっかく取っちゃいましたし、今後こっちの方向に進むのに興味があります。給料もこっちの方が高いでしょうし。今の会社は本社はアメリカですが世界に会員が合計6,000万人以上いるそこそこ大きな中小企業です。で、英語圏以外のマーケットとして今のところ日本が一番優先されてキャンペーンが展開されています。今のところ小さなプロジェクトに片足だけ突っ込ませてもらってますが、頑張ってそのエリアに首まで突っ込もうという魂胆です。去年の半ばあたりから始まったようですので、まだ本格的にコンサルタントを雇う以前の段階だと思われるので余地はあると思います。

■ っつーわけで、今年をレビューした結果、会社での仕事に関してはこういう方向にもっていきたいなと考えているところです。それ以外の時間では色々と楽しいことを計画中・・・。がんばりまーす。




:: ちょっと寄り道 ::

"Every idea should have a chance to prove its worth, and this is true for two reasons: (1) If it is good, we want it; (2) if it is not good, we will have purchased peace of mind when we have proved it impractical."

(Richard Carlton, 3M's director of manufacturing and author of its first testing manual)





       
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